共同研究開発契約で直面する諸問題への実践的「課題解決力」養成セミナー

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[ 前提知識の総整理 + ワークショップ ] で一段上の実務スキルを養成!
共同研究開発契約で直面する諸問題への
実践的「課題解決力」養成セミナー
セミナー詳細
セミナーについて
このセミナーでは、共同研究開発にあたって契約担当者に求められる実務的な前提知識と考え方を6時間で総整理することができます。
共同研究開発には、事後的に大きなトラブルへと繋がりかねない契約上の問題が多く存在します。契約担当者のスキル不足・経験不足が、取り返しのつかない大きな損失を招くこともあるのです。
このセミナーでは、共同研究開発にあたって契約担当者に求められる実務的な前提知識と考え方を6時間で総整理することができます。また、ワークショップ形式の時間も多く取り入れることによって、講義形式だけのセミナーでは難しい実践的な課題解決力も身につけて頂けるよう企図しています。
これまでの実務経験で不安・悩み・疑問を抱えていたという方はもちろん、今まさに直面している問題をお持ちの方も、是非このセミナーに参加して一緒にその内容を議論してみませんか?
講師や他の受講者(各企業における実務担当者など)とのディスカッションを通じて様々な意見や考え方を出し合っていくことで、悩み深い実務課題も解決への道筋が見えてくるものと思います。
実際に誰かが直面したリアリティのある難しい問題について、その人の立場になって検討し、議論をしながら具体的な落としどころを探っていくというプロセスは、実践的な対応力の向上に直結します。
共同研究開発契約について”一段上の実務スキル”を身につけたい方は、是非ご参加ください。
受講するメリット
- 共同研究開発契約の契約実務に求められる前提知識と考え方を1日で総整理することができます。
- ワークショップを通じて、実践的な対応力が身につきます。(自らの実務課題の解決にも繋がります)
セミナー内容
- 1. 共同研究開発の契約実務概説
- ・共同研究開発契約の意義
- ・共同研究開発契約のチェックポイント
- 2. 共同研究開発契約の起案(ドラフティング)、交渉(ネゴシエーション)、調印
- ・起案:契約の主要条項の検討
- ・交渉:チェックリストの利用
- ・調印:契約書の具体的な文例
- 3. 共同研究開発契約における実務的な課題
- ・共同研究開発と知的財産に関する問題の概要
- ・共同研究開発の成果の帰属と利用の原則
- ・産学間の共同研究開発における諸課題
- ・共有特許権の単独ライセンス許諾権問題
- ・共同研究開発における営業秘密、ノウハウの取り扱い
- ・オープンイノベーションと知財契約
- ・共同研究開発契約に関連する独占禁止法上の指針
- ・共同研究開発契約における「第三者」の関与
- 4. ケーススタディ
- ・共同研究開発の成果の事業化に関する問題
- ・「不実施補償」に関する問題
- ・契約当事者の立場、関係から生じる諸問題(産学間、製品メーカーと部品材料メーカー、国際的共同研究開発)
- ・共同研究開発契約におけるトラブル事案
- ・その他、受講者が抱える具体的な課題について議論
講師プロフィール

石田 正泰 (いしだ まさやす)
青山学院大学法学部特別招聘教授
(一財)経済産業調査会監事、(一社)日本デザイン保護協会意匠研究会会員
(一社)日本MOT振興協会知的財産委員会副委員長 など
凸版印刷株式会社 専務取締役(法務本部長兼広報本部長、知財専門子会社社長)、
(一社)日本知的財産協会 副会長・ライセンス委員長・フェアートレ―ド委員長、慶應義塾大学大学院(理工)非常勤講師、(一社)日本経済団体連合会 知的財産部会長、東京理科大学専門職大学院研究科長・知的財産戦略専攻教授などを歴任。
著作として、「企業経営における知的財産活用論」「技術経営(MOT)におけるオープンイノベーション論」「知的財産契約実務ガイドブック」「ライセンス契約実務ハンドブック」(いずれも発明推進協会)、「企業経営に資する知的財産」(経済産業調査会、共著)など多数。
豊富な実務経験と高度な知見を有し、知財関連契約分野の第一人者として業界で高い評価を得ています。