欧州特許情報調査の基礎と実践テクニック ~ EP・DE・FR・GBを中心に ~

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欧州特許情報調査の基礎と実践テクニック
< EP・DE・FR・GBを中心に >
セミナー詳細
セミナーについて
”Industry4.0”で第4次産業革命をリードするドイツをはじめ、欧州には各産業・業界のリーディングカンパニーが数多く存在し、出願前調査や無効資料調査・侵害防止調査だけではなく技術動向分析でも外すことができません。
EP特許を中心として欧州の主要国であるドイツ・フランス・イギリスについて、その出願構造などを踏まえつつ、特許調査における基本的なポイントや実践的なテクニックを解説します。
また、広域特許条約であるEP特許と単一国である日本特許や米国特許で大きく異なるステータス調査面にも焦点を当てて詳しく説明いたします。
本セミナーは、日本と米国の知財調査・分析企業での勤務経験があり、日本だけではなく米国や欧州も含めたグローバルな特許調査・分析において高度な知見を有する講師が担当いたします。
EPを中心とした欧州特許調査の基礎について改めて確認したいこと、欧州特許調査スキルの向上を図りたい⽅の受講をお待ちしております。
「欧州特許情報調査の基礎と実践テクニック 」講座内容(予定)
- 1. 共欧州特許調査の必要性と重要性
- 2. 日本特許出願構造と欧州特許出願構造の違い
- 3. 欧州特許調査でおさえておくべき基礎知識
- ・EP特許制度の基本
- ・欧州各国への出願ルートの整理
- ・EP出願の審査、登録までの流れ
- ・EPOサーチレポートについて
- 4. 欧州特許検索データベースとその特徴・機能
- ・Espacenet・EP Register
- ・欧州各国特許庁のデータベース
- ・Google Patents
- ・商用特許データベース(INPADOCファミリーベース)
- 5. 欧州特許検索の基本アプローチと留意点
- ・欧州特許検索の基本的な考え方と日本特許検索との違い
- ・キーワード検索(英語・ドイツ語・フランス語
- ・特許分類検索(ECLA・ICO・IPC・CPC)
- 6. 欧州特許の経過情報(審査/審判)と権利状態の確認方法
- 7. 質疑応答
講師プロフィール

野崎 篤志 (のざき あつし)
株式会社イーパテント 代表取締役社長
知財情報コンサルタント
東京理科大学大学院 イノベーション研究科 知的財産戦略専攻非常勤講師(平成26年4月~30年3月)
K.I.T.虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 客員准教授(平成29年4月~)
情報科学技術協会主催の情報分析・活用を目的とした3i研究会・研究アドバイザー(平成27年8月~)
2017年5月に知財情報コンサルティングのブティックファームを目指して株式会社イーパテントを設立。自動車・エネルギーおよびヘルスケア分野を中心に先行技術調査・無効資料調査や侵害防止調査だけではなく、技術動向分析、競合他社分析、知財デューデリジェンス、新事業・新製品開発および新規用途探索・アイデア創出などの知財情報調査・分析およびコンサルティング業務において、高度な実績を有しています。
『特許情報分析とパテントマップ作成入門 改訂版』『特許情報調査と検索テクニック入門』(いずれも発明推進協会)などの著作や、論文・寄稿も多数。様々な知財関連機関におけるセミナー講師や講演活動も含め、幅広く活躍中です。